インタビュー
豊田第1事業部
2013年入社
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自動車部品の板金溶接工程における生産技術を担当し、自動車のモデルチェンジなどで溶接工程が変わる際にロボットをどのように動かし適応させるか、3DCADを使ってシミュレーションデータを作成しています。具体的には周辺設備を3Dに再現し、決められた時間内に製品が作れるか、ロボットの可動域を確保できるかなどを仮想空間でシミュレーションしていくのですが、正直なところ、初めは何をやっているのかまったく理解できず悲観的になることもありました。それでも、周囲の人に支えてもらいながら、一つの工程をやり遂げたことでポジティブな思考へと変化し、今はどんな難解な仕事でもポジティブに向き合うことを大切にしています。
正確なシミュレーションを行うためには、正確に工程の周辺設備を3DCADに再現する必要があります。過去には再現が不十分だった設備と、作成したロボット動作がぶつかってしまうという失敗も経験しました。工場によって条件は異なり、計画通りに仕事を進めつつ、生産性や品質の向上を図っていくのは本当に難しいです。だからこそ自分の携わったロボットが実際に溶接している姿を見たときの達成感はたまりません。どのようにロボットを動かすかは自分次第で、自分のアイデアや工夫が結果となって表れるこの仕事にやりがいを感じています。
現在のチームは上司や同僚はもちろんのこと、お客様ともしっかりコミュニケーションが取れており、とても良い雰囲気で、新人時代に上司から丁寧に教えてもらった時のように、質問や相談に対して真剣に向き合える恵まれた環境です。今後の目標は自身の技術力を高め、その知識と経験を後輩に伝えていくこと。自動車もロボットもどんどん進化しているので、新しいことにも積極的に挑戦していきたいですね。